知らないと損をする!?賃貸物件を安く借りる方法!
「見た目は弁護士、心は詐欺師」
突然ですが、「見た目は弁護士、心は詐欺師」
そう呼ばれている人たちをご存知ですか?
これは不動産業界を指す言葉で昔から言われている言葉です。
今回は賃貸物件を借りる際に必ず通る賃貸物件選びについて記載していきます。
賃貸物件は知らないと確実に損をしますので注意!!
なぜなら・・・
不動産の契約書には条文や特約等難しいことが多く記載しており、しっかりと読まない人が多いです。それ以外にも見積書にはよくわからないけど、それっぽい費用が記載されていて、それっぽい説明をされると納得してしまいがちですが、その費用は、ほどんど仲介業者のお小遣いになっています(笑)
仲介業者はそれをうまく利用し、簡単にぼったくりをします。
下手すりゃ、10万以上ボッタクリに遭う可能性もあるので注意が必要ですよ。
だから本当に気を付けて!!仲介業者(不動産会社)は日本で公認の詐欺師ですよー!
※言い過ぎではありません。知らないとほぼ仲介業者にぼったくられる。というか知らないからこそ、そこを利用してボッタクリに遭います汗
→逆にうまく利用すれば10万円以上を安くできる方法があります。
今から具体的に家を安く借りる3つのことについて説明します。
これを面倒くさがらずにやって、少しでも金額を浮かせた分を他に使うのか。
それとも面倒くさがって、損をするのか。
それはあなた次第です( ´∀`)
知らなきゃ損!賃貸物件を安く借りる方法!
1,賃貸業界の全体図と仕組みを知る
入居者:アパートやマンションを実際に借り、入居する者
・仲介業者:不動産会社
・管理会社:大家から委託され実際にその物件を管理している者
・保証会社:家賃が払えない場合にその金額を保証する会社
・物件情報:不動産情報サイト、レインズから情報を得ている
→だから仕入れているところはどこの不動産も一緒!
ってなると・・・安い業者から借りれば良い!!
2,賃貸物件の探し方、交渉術
①良い業者を見つけて探すようにする(ボッタクリするのは仲介業者、保証会社)
⑴ 要らないオプションは断りましょう。
→必ず3社以上に見積もりを取る。そうするとびっくりするほど業者によって差が出ます。(※大手だから安いというのは絶対にない)
⑵ 不動産会社のブログを必ずチェックする
良い会社の例:入居費用、引越しのタイミング等借りる側の立場に立った情報を発 信している
悪い会社の例:お客さん目線の記事を書いていなかったり、更新がしていない
②交渉は基本的にメールで文章を残しましょう。
⑴ 請求されたら絶対に拒否するべきもの
・書類作成費:仲介業者が取って良い手数料は仲介手数料のみ
→これ大事ですよー!逆に言えば、仲介手数料以外の手数料は請求してはいけないのです。
・簡易消化器費:家主が負担すべきものであって、入居者が負担すべきではない。
・害虫駆除費・抗菌・室内消毒費(浴室コーティング、ハイブリッドコーティング、光触媒コーティングも一緒):この費用の実態は全く行っていないことが多い=業者のお小遣いになっています・・・(笑)
・安心入居サポート:新しく入居者が入る際に安心して入るように付けられるもの
実際は入居者が入る火災保険で対応可能なのでどんなものが付いているのか仲介業者に確認してください。
→もし仮に設備のために付けている保険ですと言われたら、断ってください。設備のためにつける保険は原則家主が負担することとなっています。
拒否するべきものまとめ
・書類作成費
・簡易消化器費
・害虫駆除費・抗菌・室内消毒費(浴室コーティング、ハイブリッドコーティング、光触媒コーティング)
・安心入居サポート
もしこれらの項目を強要された場合「消臭などの費用は強制だという内容を録音するのでもう一度お願いします。専門家に相談しますので」と伝えよう。
ここまで言われたら、仲介業者はこれらを請求することはできないでしょう( ͡° ͜ʖ ͡°)
⑵ 下げやすい項目
・仲介手数料:もともと仲介業者は家主から仲介手数料をもらっている。仲介業者がとって良いのは家主(オーナー)と合わせて家賃の1ヶ月分まで。(片方から1カ月分ずつではない)→宅建業法という法律で決まっている。
参考文献:国土交通省告示
宅地建物取引業者が宅地又は建物の貸借の媒介に関して依頼者の双方から受けることのできる報酬の 額(当該媒介に係る消費税等相当額を含む。以下この規定において同じ。)の合計額は、当該宅地又は 建物の借賃(当該貸借に係る消費税等相当額を含まないものとし、当該媒介が使用貸借に係るものであ る場合においては、当該宅地又は建物の通常の借賃をいう。以下同じ。)の一月分の一・〇八倍に相当 する金額以内とする。この場合において、居住の用に供する建物の賃貸借の媒介に関して依頼者の一方 から受けることのできる報酬の額は、当該媒介の依頼を受けるに当たつて当該依頼者の承諾を得ている 場合を除き、借賃の一月分の〇・五四倍に相当する金額以内とする。
つまり、仲介業者(不動産会社)は貸し手(大家)と借り手(入居者)から0.54ヶ月分ずつもらうことができる。
→入居者から取って良いのは0.5カ月分まで(宅建業法46条に載っている)
例外:依頼者の承諾があればどちらか一方から上限1ヶ月分をもらうことができる。(共益費を含めてはいけない)
・火災保険:2年間で2万が相場だが、それはボッタクリで仲介業者側で保険会社の指定はできない。それに大家は大家で火災保険に必ず入っている
ちなみにどうしても入らなければいけない時にオススメの保険
お部屋を借りるときの保険:住まいる保険と検索
→相場より安く保険に加入できる。
⑶交渉の余地があるもの
・家賃・共益費
交渉する言い方
「家賃、共益費が交渉ができたら申し込みします」
「家賃を1カ月サービス(フリーレント)か賃料を3000円下げてもらえないか」
と仲介業者に言ってみる。しかし
仲介業者から即決で「できない」と勝手に判断されたら・・・
→すぐに担当を代えてもらうか別の仲介業者にする。
※仲介業者は入居希望者の要望に答えなければいけない。
※交渉に関しては仲介業者側が即決できるものではない。
・ハウスクリーニング代
入居時に取られる場合:「内覧時に綺麗だったら要りません。」と伝える
退去時に取られる場合:「国土交通省の現状回復を巡るガイドラインにクリーニング費用は大家さんが負担するのが妥当」と書いてあることを伝える。
「通常の使用をした場合に生じる賃借物件の劣化又は価値の減少を意味する通常損耗などは、賃料の中に含まれている」平成17年12月16日に最高裁判所
「クリーニング費用は次の入居者確保のためのものであるため、貸主負担が原則」国土交通省作成のガイドライン
・鍵交換代
普通のキーシリンダーなら1万~1.5万程度で業者に交換してもらえるのでそれ以上の金額ならボッタクリです。そういう時は
「前の方と同じで良いのでそのままでいいです」と伝えましょう。
それでも不安だったら自分で変えてみるのもアリ。
契約書に「勝手に交換してはいけないという記載はない。」ことを確認しましょう。
→ほとんどの契約書には記載がない。
・保証会社加入料
大体家賃の50%から80%ぐらい又は毎月の家賃の1.85%が相場になっている。→保証会社のパンフレットと初期費用の見積書をもらい、確認する。
3,戦おう~こういうことを言って来る仲介業者がいたら、こう返そう。
①不動産会社「仲介手数料無料の物件にしてますので他のお値引きはできません」
入居者「いやいや、大家から1カ月分以上もらっているでしょ」
「大家と入居者で1カ月以内って決められているし(笑)」
「市場原理で無料のところを探しているまでです(笑)」
②不「こんなことを言う客はうちではお客としてみなさない」
入(プギャーwww自分たちがボッタクリと認めたwww)と考える
入「法律にも違反しているようなおかしな請求については指摘して、妥当な交渉をしているのみです」
③不「案内だけしておいて契約しないなんて」
入「契約しないんじゃなくて、余計な費用を上乗せしないように交渉しています、適正な金額ならちゃんと契約しています」
④不「仲介業者で話が出回って契約できなくなる」→嘘なので大丈夫です。
入「法律にも違反しているようなおかしな請求については指摘して、妥当な交渉をしているのみです」
入「あなたたちが金額の上乗せしてはいけないものを乗せているからですよ(笑)」
⑤不「国土交通省の現状回復を巡るガイドラインは法律ではない」
入「ガイドラインも実質な法的根拠になると判例にもなっていますよ(笑)」
これらを言って来る業者は大体ぼったくり仲介業者であり、話が纏まらなかったら他の業者に行こことをおすすめします。
・~番外編:具体的な物件の探し方の手順・~
①スーモやホームズ等でめぼしい物件を探す。
→ちなみにイエー!やウチコミ!、ジモティーでは大家さんが直接募集しているところもあるのでそこも確認しよう。
②良さそうな物件が見つかったら、お問い合わせ欄から内覧申し込みします。
→いくつも候補の会社が出て来るが、これはどこの会社でも良いです。
そしてこの時期にはすでにメールで交渉をするようにしましょう。電話や店頭での交渉になると、記録されず、後々に言った言わないの水掛論になってしまいます。
内覧に行く際に見積書をもらうように事前に仲介業者に伝えておきましょう。
③内覧に行く→この時に申込書を書かせようとしてくる仲介業者がいますが、絶対に申込書は書いてはいけません。
いろんな言葉を使って書かせようとしますが、
「家族にアパートを探していることをまだ伝えていない」
「だから預からせてもらっても良いですか」
と伝え申込書をもらうだけにしましょう。
また、手付金を入れるように言ってくる場合も絶対に入れてはいけません
→全く入れる必要はないです。
④他の業者に見積もりを取ってもらう
同じ物件を取り扱っている他の仲介業者に問い合わせをして
「先に初期費用を確認したいので見積もりをお願いできないか」と尋ねましょう。
※その際に内覧済みとは絶対に言ってはいけません。
→初期費用出すことを渋ったらダメな仲介業者です。
この作業を何社か繰り返し、料金を比較し、契約する会社を選定する。
もし他の仲介業者から営業の連絡が来たら・・・
「紹介していただいた物件を他の業者と比較したら初期費用が○円も変わりました。」
「仲介業者が余分な請求を追加している可能性がわかったので今回は他の業者にお願いすることにしました。」
と伝えるようにしましょう。
→営業をしてくるということは、どうしても入居してほしいのです。なので上記に述べた費用の部分をしっかりと仲介業者に伝えて、「~で~だからあなたの会社では契約しません。」とはっきり伝えましょう。
その会社は今後どう対応するか考え、比較した業者より安く提供してくれるかもしれません。
業者から比較した金額より安くすると連絡が来たら・・
「その安い金額で対応してくれるんですか?」と尋ね、再度見積書をもらいましょう。これを何社にも対応していけば、諦める仲介業者も出てくるので、必然と検討している業者が絞れていきます。
⑤安かった業者と必要なところは交渉する
業者が絞れたら、今度は交渉に入りましょう。
上記した部分で交渉できるものはとことんしていく。交渉術は上記のものを参考にしてください。
※基本的にはメールでやりとりすることが無難です。電話や窓口でやりとりする場合は必ず記録しやりとりした後は記録内容を相手に確認させましょう。
⑥交渉成立!いざ契約!その前に確認すること
契約日より前に特約事項だけでも先にメールでもらっておく
特記事項の内容によってはこちら側が不利になるものが記載されているかもしれないので。
例)火災保険は強制にはできないけど条文には書いてあったり。。。
以上が賃貸物件のぼったくられない契約方法になります。払わなくても良い物を平然と請求してくる悪徳業者には注意してくださいね( ^ω^ )